9/18 タイからケニアへ
チェンマイ▶︎バンコク▶︎ムンバイ▶︎ナイロビ と乗り継いでケニアへ。
楽天ゴールドカードのプライオリティーパスの力を借りて、ラウンジで作業をしたり、ぐだぐだしたりしていた。
ナイロビ空港には早朝に着。朝焼けがとても美しかった。
9/19 ナイロビ散策:国立博物館やショッピングモール
空港から宿へ向かい、宿に荷物を置く。その後、国立博物館へ。
100万年以上前のホモサピエンスの骨が展示されており、アフリカが人類誕生の地であることを感じた。
お昼はショッピングモールのおしゃれカフェで食べる。サファリツアーの人とカフェで会って、ツアーの申し込みをした。
ナイロビの街は想像以上に都市化が進んでいた。きれいで大きなショッピングモールがたくさんあるし、道路も整備されている。
そこを車がたくさん走っている。一方で、渋滞や排気ガスがひどかった。本来なら宿から市内までタクシーで15−20分の予定であったが、渋滞のせいでその2倍以上かかってしまい、なかなか疲れた。
夜はアフリカ飯、ウガリを食べた。まずいとよく言われているが、カレーと食べるとおいしく食べられた。
9/20 スラムツアー、布や散策、カフェで休憩
ナイロビ最大のスラム、「キベラスラム」の散策ツアーに参加。今回はAir B&Bのツアーを申し込んだ。半日で約5,000円。
今回はスラムで生まれ、育ったMosesさんに案内をしてもらい、少しだけかもしれないけれど、キベラスラムの姿を垣間見ることができた。
スラムと呼ばれているが、殺伐としていて歩いた瞬間襲われるような雰囲気は全くなかった。現地の人と一緒に歩いていれば、基本的には安全そう。
Mosesさんは今は4m✖️4mの家を1ヶ月3000ケニアシリング(=約3000円)で借りている。普段はこの部屋に奥さんと子供3人とで暮らしている。
聞いた話
- スラムの土地の所有者は政府。一方で、土地の実質的な管理はヌビア人という人が行なっている。ヌビア人はスーダン人で、イギリスの植民地時代にケニアに移住した人で、その際にキベラの土地を割り当てられた。
- ゴミの処理、下水道の管理環境が劣悪。
- 教育制度も整備されていない。公立の学校は1人の先生に対して、100人の生徒がいるような状況。一方で私立の学校は学費が高い。10人子供がいた場合、小学校に行けるのは6人、高校に行けるのは3人、大学に行けるのは1人(Mosesさんの話)
- キベラスラムには14のエリアがある。スラムの中でも衛生状況やインフラ状況に差がある。スラムでも、医者や看護師、先生をしている人などは1ヶ月150-200USDの場所に住んでいる。
- ケニアでは日本と比較して、死亡・病気になる確率が日本と比べて圧倒的に高い。ガイドの奥さんも帝王切開で子供を出産されたが、菌が入ってしまいお腹の周辺にケロイドができてしまって治療をしているとのこと。
思ったこと
- ケニアのナイロビに住んでいるケニア国民でも、生まれた環境によって全く生活が異なる。人生が違う。高級ショッピングモールのおしゃれカフェでパソコン仕事をしているケニア人もいれば、スラムで日雇いの仕事をしている人もいる。そして、スラムの人はその生活から脱することは容易ではない。
- 一方で日本は基本的に全員にチャンスがある。もちろん家庭、人によって状況は違うのだけど、ケニアよりかは遥かに平等。
夕方は、ダウンタウンを歩いた。
人が多い。アフリカの都市を