本日は私が1週間だけ参画したプロジェクトの最終日でした。
最終日で30分程、マネージャーの方との面談があり、貴重なアドバイスをもらいました。
その内容が今後私がコンサルタントとして仕事をする上で非常に役立つものでしたので、紹介したいと思います!
【本記事がおすすめな方】
- コンサルへの転職を検討しているが、どのような能力が必要か知りたい方
- 能力を向上させるための振り返り方法を知りたい方
- 新卒ではなく、中途だからこそ求められることは何かを知りたい方
目次は下記の通りです。
【目次】
- コンサルタントとして活躍するために必要な能力
- マネージャーが実際に行っていた取り組み
- メーカー出身の中途社員だからこそできること
以下、詳細です。
1. コンサルタントとして活躍するために必要な能力
① 早く正確な資料作成力
仕事が終わりかけたはずの夕方6時にパワーポイント資料(10枚程度)作る必要が出てきた際、資料の流れ・構成を自分で考え、誰しもが理解できる資料を3,4時間で作れる力をまずはつけることを目指した方がよいと言われました
事業会社であれば、そこまで納期に追われることはないはずです。
しかし、コンサル会社では常に納期との戦いとなるため、早く正確な資料作成力が必要となります。
まずは上司の手足として活躍し、信頼を獲得することが求められます。
② 物事の構造化力
私たちコンサルタントが対面するクライアントは、会社の役員・部長クラスとなります。
業界・自社の知識をコンサルタント以上に持っている中で、どれだけその知識に早く・性格キャッチアップするかが1つの課題で、そのためには物事を「構造的」に理解することが求められます。
また、自分の意見を正確に分かりやすく、上司・クライアントへ伝えるためにも「構造化」は重要な能力・スキルです
2. マネージャーが実際に行っていた取り組み
① 上司からのフィードバックの徹底的な振り返り
上司から受けたフィードバックを全てメモしていたとのことです。
また、そのフィードバック・改善点に対してなぜを5回繰り返し真因を追求し、それを構造化することで、能力・スキルを高めていったと話していました。
② エクセル・パワポの基礎スキル習得
エクセルやパワポのショートカットキーは本やネットから情報を取得し、徹底的に反復練習をすることで体に叩き込んでいたそうです。
また、エクセルは業務効率化のために、自動化のツールを自分で作ったりしていたそうです。
③ 優秀な上司・先輩のマネ
会議のファシリテーションやプレゼンテーション、資料作成などすべての業務において、お手本となる先輩を徹底的にマネすることが成長への一番の近道であると話していました。
3. メーカー出身の中途社員ができること
メーカー出身者だからこそ出来ることは、コンサルタントが作った資料が「クライアントが社内で使える、社内の人を動かせる成果物となっているか」を確認することであると話してくれました。
完璧にロジカルである資料が正解であるわけではなく、クライアントの状況を踏まえ、クライアントが理解できる資料を作るのが最も重要となります。
「顧客視点」で分かりづらい点がないかを確認することは、中途の強みです。
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中途入社の私からすると、ロジカルでプレゼンがうまいマネージャーは全知全能の神に見えていました。
しかしそのような神様も、泥臭い地道な努力を積み重ねたからこそ、今のポジションにたどり着けたのだと感じました。
私も今回のマネージャーの言葉を胸に、優秀な先輩・上司のマネを徹底的にすることで、コンサルとしての能力・スキルを磨いていきたいと思います!
以下記事では、コンサルで得られるスキルがきれいにまとめられています。
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