ケニア・タンザニア・UAE

ケニア・タンザニア・ドバイ旅まとめ

Zanzibar sea

■ケニア・タンザニア・ドバイ旅で感じたこと

経済格差の激しさ(階級によって暮らしの違いが明確)

金持ち、中流階級、貧困層の差がタイよりはるかに激しい。階級によって住む空間が異なっており、それらの人が交わることは基本的にないと感じた。スラムで生まれてしまったら、なかなかお金を稼ぐのは難しい。

日本にももちろん格差があるけれど、頑張れば報われるチャンスが大きい。自分は恵まれた環境で育ち、今も恵まれた立場にいることを感じた。

イスラム教の強さ

今回ケニア・タンザニアの海岸沿い・島(タンガやDiani、ザンジバル)というムスリムの人が多いエリアを歩いた。

全身黒い衣装を来た女性も多く見かけた。アフリカ大陸の宗教でイスラム教のイメージはなかったけれど、中東の影響を受けた地域はイスラム教の割合が高い。中東やインドネシア・マレーシアだけでなく、イスラム教の広さを感じた。

インド人の強さ

ケニア、タンザニア(ザンジバル)、UAE、どの社会においてもインド人が経済を支えていた。

ケニアやタンザニアはイギリスの植民地であったこともあり、イギリスと関係が深いインド人も移住していた。

■ケニア・タンザニアで感じたこと

教科書の社会問題がリアルにある

「アフリカでは1日8時間、水汲みに費やす」という世界が本当に広がっていた。ケニアは土地が広大で、上下水道が全土に整備されている訳ではないし、井戸もすぐそこにあるわけではない。頭の上に重い水のタンクを載せて歩く女性、少年・少女が当たり前のようにいた。
ケニアの首都ナイロビを散策して、物乞いをする少年少女、ひどい渋滞・大気汚染、乏しい衛生環境など、タイ・チェンマイにはない、途上国の社会問題があった。

自分は恵まれている

ザンジバルの乗り合いバスで少し話した学生から「I want to go to Japan. I want to see a different environment. But I don’t have money, my life is difficult on my side.(私も日本へ行ってみたい、違う世界を見たい。だけど、私はお金がなくて生活がきびしい)」と言われ、返す言葉がなかった。胸が痛かった。

日本人として生きていると、日本人は世界各国に旅をしているから自分が特別ではないように思えるけれど、自分の行きたい国へ遊びで行くことができることは、当たり前ではないこと、とても恵まれていることであることを痛感した。

アフリカは欧州、中東、インドの影響を受けている

東南アジア(特に、タイチェンマイ)で旅&暮らしていると、中国、日本、欧米の影響を受けていると感じる。一方で、ケニア・タンザニアは今までの歴史から、欧米、インド、中東の影響を強く受けていた。

ケニアやアフリカの食は中東・インドっぽいごはんが多かったし、ケニア・タンザニアの東海岸にはイスラム教の人も多くいた。ケニアの経済はインド人ビジネスマンがたくさんいるともネットに書いてあった。

自然が雄大で広大

 

時間がPOLE POLE(ゆっくり)

ご飯が出てくるまでにとても時間がかかる。30分、下手したら1時間くらい掛かっていたかも。タンザニアのSIMカードの手続きにも1時間かかった。ただ

ケニア・タンザニアの人

エネルギー

ローカル乗り合いバスで移動している時、停車すると客引きの男性たちの勢いがすごかった。お客さんが取れることは稀であるはずだけれど、すごい熱量で声をかけてきた。勢い・ハングリー精神に圧倒された。

やさしい、フレンドリー

期待を超えるやさしさがたくさんあった。特に記憶に残っているのは、トゥクトゥクのお兄ちゃんに目的地に送ってもらった後、それで解散かと思いきや次に乗るバスを探して、荷物も運んでくれた。そして何事もなかったかのように去って行った。チップを請求されるのではと思った自分が恥ずかしかった。

小さな都市では、すれ違うと「ジャンボ」「マンボ」と声をかけてくれた(半分は客引きなのかもしれないけれど)。面倒くさい時もあったけれど、都市に行った時には声をかけられず、モノ寂しさを感じた。

スタイル良い、フィジカル強い

黒人の人、特にマサイ族の人はスタイルが抜群に良い。小顔、足長い、イケメン。うらやましい。また、海でトレーニングをしている人がたくさんいた。海を走って、集団で自重筋トレをしていた。ジムで鍛えるより強くなれそうな気がした

旅について

自分の意思で移動できることは幸せ

約6万円払って2泊3日のサファリに行くのも良いけれど、レンタルバイクを借りて、田舎町を自由に走り回っている方が自由度を感じられて個人的には楽しい

自分について

慣れない環境下に行っても常に平常心でいる、英語を勉強する、もっと強くなる