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【旅行記】危ないだけじゃない!見どころ満載のパレスチナ

皆さんは「パレスチナ」と聞くとどのようなことを思い浮かべますか?
絶えず紛争が行われて危険なイメージを持たれている方もたくさんいるのではないでしょうか?
私も「パレスチナ=危険」というイメージをもっていました。

しかし実は、実際は場所を選べば楽しく旅行できる国なのです。
2019年12月、転職する前に実際にパレスチナへ行ってきました。そこでは全く危険な思いをすることはなく、パレスチナ人の優しさにふれることが出来ました。

この記事では、私がパレスチナを旅行先としておすすめする理由をを3つご紹介します。
記事を読み終えると、今すぐパレスチナに行ってみたい!という気持ちになります!

私がパレスチナをおすすめする理由は3つです。

①世界の歴史の現場となっている観光地がある
②中東問題の現場を目にすることができる
③パレスチナ人は人懐こくてとても優しい

 

1. 世界の歴史の現場となっている観光地がある

パレスチナと聞くと、紛争地帯が広がっているイメージを私は持っていました。しかし、パレスチナには世界に誇る観光地があります。以下、3つ紹介します。

 

1-1. ベツレヘム:イエスの生誕地 聖誕教会

イエス・キリストが生まれたとされる場所です。荘厳な雰囲気たっぷりで、世界各国から巡礼者が耐えない聖地です。

私が旅行をしたタイミングではちょうどクリスマスパーティーをしていました

 

1-2. ヘブロン:アブラハムモスク(マクペラの洞窟)

旧約聖書に登場するユダヤ民族の父祖 アブラハムが埋葬されているモスクです。ユダヤ教・イスラーム教双方にとっての聖地となっており、建物自体もイスラム教徒用のモスクとユダヤ教徒用のシナゴークに別れています。

1-3. バッティール:丘の上にある段々畑

旧約聖書時代からの集落が残る歴史的な場所です。人々が何千年も前から灌漑システムを作り、段々畑を整備してきた。現在も使われている段々畑の景色はとても美しいです。

 

2. 中東問題の現場を目にすることができる

毎日のようにニュースに出てくる中東問題。私もまだまだ勉強している段階ですが、実際に現場に行くことで日々のニュースにより親近感を持って聞くことができます。

 

2-1. イスラエルが建設している分離壁

イスラエル政府がパレスチナからテロリストが入らないようにと建設された壁。イスラエルにとってはパレスチナとの治安を守るために作られたセキュリティ・フェンスです。
一方、パレスチナにとっては生活を分断する壁となっています。

2-2. イスラエルの入植地

イスラエルは1967年以来、パレスチナへの影響力を高めるため、占領したヨルダン川西岸地区と東エルサレムに約140の入植地を設けている。

 

2-3. イスラエル兵の検問

i. パレスチナとイスラエルの間にはチェックポイント(検問所)がある。パレスチナ人にとっては通行制限が厳しく、昔は入れたが現在は入れなくなってしまうところもある。


3. パレスチナ人は人懐こくてとても優しい

日本ではほとんど会うことがないパレスチナ人。実際に話してみると優しい人ばかりでした。

3-1. パレスチナ人の優しさを体感

パレスチナへの日本の観光客はあまり多くなく、珍しがってもらえる。気さくに話しかけてくれ、写真も取らせてくれる。中には食べ物や飲み物をおごってくれる人も。

3-2. パレスチナ人のイスラエルに対する考え

2国間の複雑な歴史に対するパレスチナ側の考えを知ることができる。ある少年はイスラエルのパレスチナへの入植地拡大は、ただの侵略であると話してくれた。

 

私がパレスチナをおすすめする理由は上記の3つです。他の記事でより詳細に書いていきたいと思います。もしこの記事を読み、興味を持った方はぜひ実際に訪れてみてください!

また、一般的な観光地より治安が急に悪化するリスクが高い地域であることには違いがないかと思います。適宜、外務省やニュースなどから最新の情勢を掴んでから向かうようにしてください!

参考
BBC News 中東和平問題とは 経緯と争点 2020年01月29日

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