2022/4/16-17の土日で南アルプスの鳳凰三山に行ってきました。
鳳凰三山は薬師岳・観音岳・地蔵岳から成る山で、最高峰は観音岳の標高2840mです。
日帰りは難しいので、南御室小屋でテント泊をしました。
本記事では私の1泊2日の登山を紹介します。
【本記事がおすすめの方】
- 鳳凰三山に行くことは決めたけれど、どのような山かを知りたい方
- 4,5月の鳳凰三山の雪の積もり具合、天気がどのような感じか知りたい方
- マイカーを持っていないが、どうやって鳳凰三山へ行けばよいか知りたい方
記事の目次は以下の通りです。
私の基本情報
登山記を紹介する前に、登山スピード等の参考のために私の体力レベル等を紹介します
- 28歳男性・会社員・独身
- 東京都内在住
- 中高時代は野球部
- 最近はリモートワークが続き、腰痛に襲われたため、ホットヨガを始める
- お風呂後にはストレッチを10分程度
鳳凰三山の紹介
鳳凰三山は薬師岳・観音岳・地蔵岳から成る山で、最高峰は観音岳の標高2840mです。
雪山登山の中では技術レベルは高くないですが、体力が求められる山となっています。
鳳凰三山への行き方
今回私は、電車とカーシェアを活用して、夜叉神峠登山口からのピストンで登山をしました。
![](https://naotoravel.com/wp-content/uploads/2022/04/鳳凰三山-アクセス.png)
登山スケジュール・詳細
下記、実際の登山スケジュールです。
![](https://naotoravel.com/wp-content/uploads/2022/04/鳳凰三山-スケジュール.png)
下記、詳細です。
1日目
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朝6時に前泊した宿を出発し、7時過ぎに夜叉神峠登山口へ到着しました。
予想以上の雨が降っていたので、車内で一時待機します。
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雨が小降りになったので、不安な気持ちを抱きながら、登山を開始です。
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夜叉神峠登山口から、夜叉神峠までは約1時間です。
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さえない天気の中、やや急な上り坂を登っていきます。
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1時間ほど登ると、夜叉神峠小屋に到着しました。
こちらにはキャンプ場も併設されているので、夏であればキャンプにサクッと来るのもよさそうです。
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天気は一向に回復せず、何も見えません。
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天気の回復を祈りつつ、杖立峠を目指して歩き始めます。
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雨が止み、日が差してきました。
樹林帯を登ります。
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杖立峠に到着です。ここまでは天気の悪い樹林帯をひたすら歩いており、楽しい要素があまりありません。
少し休憩をして、杖立峠から苺平へ向かいます。
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苺平へ向かう途中で、雪が本格的に出てきました。
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やっと青空が見えてきて、歩くのが少し楽しくなってきます。
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中央アルプス?も垣間見えました。
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苺平に到着です。
ここで軽アイゼンを装着して、南御室小屋へ向かいます。
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南御室小屋への道は、緩やかな下り坂です。(写真は上り坂)
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苺平から約40分歩き、南御室小屋へ到着しました!
夜叉神峠登山口の時とは打って変わった青空です。
予定では薬師岳小屋へ行こうとしていましたが、体力の限界であったため、南御室小屋でテント泊をすることに決めます。
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残雪期ということで、他登山者も少なく、周りを気にせずテントを張れます。
その後、カマクラづくり、雪遊びをして、夕食を取り、7時に就寝しました。
2日目
4時に起床し、味噌ラーメンを食べ、エネルギーチャージをします。
5時に、薬師岳、観音岳、地蔵岳に向かって出発します。
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天気予報では晴れでしたが、実際の天気は雲に覆われ、晴れ間が一切ありません。
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薬師岳に到着しました。北岳と中央アルプスを楽しみにしていましたが、何も見えません。
天気が悪すぎるため、引き返すことも検討しましたが、せっかくなので、観音岳へ
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吹雪に襲われながら、ひたすら歩きます。
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観音岳へ到着しました。
しかし、景色は何も見えません。。。
「なぜ私は4月の暖かくなり始めた時期に、景色が見えない雪山へ登っているのだろう?」という疑問を抱きつつも、わずかな達成感で誤魔化します。
当初は地蔵岳へも行く予定でしたが、断念して下山します。
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凍てつく寒さです。
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観音岳から薬師岳へ帰る途中、一瞬青空が出てくれました。
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薬師岳から南御室小屋へ向かう途中でも、青空が見えました。
観音岳に着いた時に晴れてくれれば、、、と思いつつ下山します
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その後、南御室小屋へ到着し、テントを畳んで休憩し、下山します。
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南御室小屋から苺平への道は、幻想的です
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天気も悪く、体力も消耗したため、急いで夜叉神峠へ向かいます。
杖立峠を経て、夜叉神峠に到着しました。
行きと同じく、帰りも夜叉神峠からの景色は曇りでした。
夜叉神峠から1時間かけて無事下山しました。
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登山後は、夜叉神峠登山口の目の前にある夜叉神ヒュッテにてお風呂に入ります。
登山後すぐにお風呂に入れるのは最高です!
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入浴後に下山後の定番メニュー カツカレーを食べて、鳳凰三山(二山)の旅は終了です。
生憎の天気で、晴れた日の絶景を見ることはできませんでしたが、歩きごたえのある山行ととなりました。
私自身、4月の2,000m後半の山のテント泊は初めてだったのですが、残雪期といえども、厳冬期の装備で行くことの大切さを身をもって感じることができました。
本記事が4月に鳳凰三山へ行く方の参考に少しでもなれば嬉しいです。
下記、天狗岳、谷川岳、蓼科山への登山記もご覧ください!!