皆さんこんにちは。
今回は、2021年11月上旬に連載が終了した話題の漫画「ジャガーン」の自分の生き方を揺さぶってくれるセリフを紹介したいと思います。
ジャガーンのあらすじ・紹介文は以下の通りです。
破壊と欲望の新ダークヒーロー・ビッグバン
交番勤めの警官・蛇ヶ崎晋太郎は同棲中の彼女と、このまま結婚して家庭を持って子供が生まれて――という未来をつまんなそうに思っている。
ある日、目前に壊人(カイジン)が出現!!
…と、その瞬間、右手に異変が…!!
破壊と絶望の新ダークヒーロー、ビッグバン(爆誕)!!
累計555万部突破!『神さまの言うとおり』、
「このマンガがすごい!」ランクイン(2017年オトコ編11位)『僕たちがやりました』の大ヒットメーカー金城宗幸(原作)と『アイアムアヒーロー in NAGASAKI』で鮮烈デビューの超新星にしだけんすけ(漫画)が最強タッグで挑む”激撃”の話題作!
”引用元 Amazon ジャガーン(1)”
私がなぜジャガーンにハマった理由は、日々楽しく生きつつも、なんとなくモヤモヤした気持ちを抱えており、そんな自分に対して、自分だけの「欲望」に従って、生きる・行動することが大切なんだ!と勇気づけられたからです。
日本の社会では、会社や上司や友人、家族との関係を言い訳にして、自分のやりたいことができず、また、そもそも自分のやりたいことは何かを考える機会もあまりないような気がしています。
「あなたは何が一番やりたいの?」と聞かれたときに、明確な答えを持っている人は意外に少ないような気がします。私もそんな一人です。
そのような人たちに対して、「ジャガーン」は、自分の「欲望」(=想い、気持ち)に従って、生きることが結局自分を満足させることができるということを感じさせてくれます。
それではこれから私の心に残ったジャガーンの名言5選を紹介します。
名言① ノーメン
「また何も起こらない、何も叶わない毎日の戻るのか?」
「やりたくない仕事をして、帰ってスマホいじってゲームして動画見て」
「その場しのぎで自分を満たして時間を潰して、休日には同じような仲間と酒を飲んで、「これはこれで悪くない」といい聞かして何もできない自分を誤魔化して・・・」
「そうやって欲望を薄く引き伸ばして、死ぬまでぬるく生きてくつもりかい?」
“出典:「ジャガーン」、原作:金城宗幸、漫画:にしだけんすけ、出版社:小学館”
現代社会に生きる若者であれば、誰しも「ドキッ」とするようなコメントではないでしょうか?
私自身も、仕事自体は楽しめていますが、仕事後、何も考えずスマホをいじって、 Youtube を見て、休日は昔と仲間と飲みにって、なんとなく時間を潰すということがあります。
それが必ずしも悪いことではないと思います。リラックスにもなります。
しかし、本当に自分のやりたいことがあるのであれば、そんなことをしている時間はないのでは?と思います。
日々の自分の生活を引き締めてくれる、ノーメンの言葉です
名言② 澪
「やっぱり自分の人生は、誰かに選んでもらうのを待つんじゃなくて、自分で選ぶから面白いんですよ。」
「この社会は、選ぶほうが楽しいようにできてるんです。選択肢が多いと余裕が生まれる!余裕は人の心を豊かにする!」
「お金も、自分も、人間関係も、価値観も、少ない選択肢の中から選ばなきゃいけないと思うから窮屈なんです。」
“出典:「ジャガーン」、原作:金城宗幸、漫画:にしだけんすけ、出版社:小学館”
自分の人生を、自分でどれだけ意思決定をできているのかを考えさせられる一言です。
大学にしても、就職先にしても、配属部署にしても、自分の仕事にしても、休みの日の過ごし方にしても、自分で選んでいるように思えて、実は自分で選べていないことって多いのではないでしょうか?
大学や就職先であればなんとなく親や社会の風潮、自分の仕事であれば会社や上司、休みの日であれば友人や恋人、に決められたつもりはなくても、いつのまにか決まっていたなんてことはよくあります。
自分一人で生きていけないですし、自分一人ではなく周りの人と一緒に物事を成し遂げていくから楽しいので、自分のやることを100%自分で決めることは難しいと思います。
一方で、やはり自分が満足できる人生にするためには、自分で何事も「選ぶ・決める」ことが大事だなと思わせてくれる一言です
名言③ 散春 1
「俺は我儘な人間が好きなんだ。でもそーゆー人間は少ない。マジで。」
「自分の願いに向き合って、欲望して、挑戦する。本当に”我儘”を貫いて生きるってのは、本当はめっちゃ難易度高いのよ♪」
「愛する恋人や我が子の為にその身を捧げたり、誰かに求められる役割を全うするって行為は、あたかも清く正しく美しく生きてるように見えて」
「自己の人生を生きる行為から逃げた、思考停止ゾンビ人間の生き方だ」
「ヤツらは生きる意味を自分より外に求めてさまよい、たれ流しに
与え続けられる薄い快感に時間と金と感情を消費する。」
“出典:「ジャガーン」、原作:金城宗幸、漫画:にしだけんすけ、出版社:小学館”
社会的に正しいとされる生き方が必ずしも、自分のやりたいこと・求めていることではないというのは頭ではわかりつつも、世間体を何となく気にしてしまう自分に対して刺さる散春の言葉です。
散春の言う通り、自分の願いにちゃんと向き合い、それを実際にやるということは本当に難しいことだと改めて思います。
しかしだからこそ、自分にしっかり向き合って、自分を満足させるために自分のやりたいことをやっていきたいと思わせてくれる言葉です。
※この散春の名言を抜き出していますが、家族・恋人を大事にされている方を否定するつもりは全くありません。独身男性の私からすると家族を持たれているのは本当に尊敬します
名言④ 散春 2
「「幸せ」かどうかとか。「正しい」とか「間違ってる」とか、
「正義」か「悪」とかじゃなくてさ。「面白い」かどうかだと思うんだ。生きる理由ってやつは。」
“出典:「ジャガーン」、原作:金城宗幸、漫画:にしだけんすけ、出版社:小学館”
日本社会で小中高大と育った私は、ついつい日本社会の「幸せ」や「正しいこと」を日常生活で求めてしまっているような気がします。
最初の就職先を選ぶときも、自分の経験ややりたいことを考えつつも、「大企業に入ればそこそこの幸せになれる」と知らず知らずのうちに思ってしまっていたような気がします。
大企業に入ることが失敗である・悪いことではあるといいたいわけではありませんが、それが本当に「面白いか」という観点が抜けていたような気がします。
なんだかんだ自分が無意識のうちに「面白い」と思うことは、やって本当に楽しいと思います。だからこそ、自分の心の声を聞くことを大切にしたいと思います。
名言⑤ 散春 3
「みんなやりたいコトやったほうがいいよ。」
「明日死ぬと思ったその瞬間から、欲望は鼓動するんだぜ。」
“出典:「ジャガーン」、原作:金城宗幸、漫画:にしだけんすけ、出版社:小学館”
自分は毎日に全力を尽くせているか?ということを問いてくれる散春の言葉です。
人生100年時代と言われる時代で、先々の「将来」を考えることももちろん重要ですが、「今」をどうやって、楽しく、面白く、自分の欲望に従って生きるかが大事だと思います。
そんな時、私はまだ明日も生きていると思い、なんとなくだらっと過ごしてしまうこともあります。
しかし、「今は今しかない」カイジの大槻班長の名言、「明日からがんばるんじゃない・・・今日・・・今日だけがんばるんだっ・・・!今日を頑がんばった者・・・今日をがんばり始めた者にのみ・・・明日が来るんだよ・・・・・・!」にもある通り、まずは今日・今を頑張らないとですね。
そのためにも長い間停止していたこのブログ投稿を1週間に2度は継続して投稿できるようにしていきたいと思います。
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以上、他にも多くの名言がありますが、特に心の中に残った名言を5つピックアップしました。
結果的に散春の言葉が5つ中、3つ選ばれました。
少しでもこの記事に共感していただける方がいるとうれしいです!!!
【補足】
下記のインタビューを参考にすると、ジャガーンの原作の金城先生は下記のように話されております。
「最近は、賢い読み方をされたり、「文化」になったりしていますが、漫画はそういうものではなくて、もっとジャンクなものだと思っていますから。」
”出典 小学館 ビッグコミックBROS NET【インタビュー】漫画原作者に聞く! 第4回『ジャガーン』金城宗幸氏(その2) ( 2018/11/02 )”
本ブログが決して、「賢い読み方」を目指しているわけではなく、私が思ったことを書いております。このブログ・下記名言に対して少しでも共感を持ってもらえると非常にうれしいです。