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数々の常識を覆した冒険家 植村直己の名言 青春を山に賭けてより

今回は、日本が誇る冒険家 植村直己氏の「青春を山に賭けて」からのアツい名言を紹介します。

本記事は、以下のような人におすすめです。

  • 「青春を山に賭けて」を読み、読後のアツい思いを誰かと共有したい方
  • 「なぜ山に登るのか?」という問いに悩んでいる方
  • 「青春を山に賭けて」がどのような小説か知りたい方

まず「青春を山に賭けて」がどのような小説なのかを紹介し、特に印象深かった名言を紹介します。

青春を山に賭けてとは?

「五大陸の最高峰を踏んだ登山家」としてその名を世界に知らしめた植村直己。

戦後日本が生んだ最大の探検家の若き日々の記録。

家の手伝いからは逃げ、学校ではイタズラばかりしていた少年は、大学へ進んで、美しい山々と出会った。

大学時代、ドングリとあだ名されていた著者は、百ドルだけを手に日本を脱出しさまざまな苦難のすえ、夢の五大陸最高峰登頂を達成する。

アマゾンの60日間イカダ下りもふくむ、そのケタはずれな世界放浪記の全貌。

出所:Amazon

植村直己の名言 6選

他人ではなく、自分

「私は五大陸の最高峰に登ったけれど、高い山に登ったからすごいとか、厳しい岩壁を登攀したからえらい、という考え方にはなれない。

山登りを優劣でみてはいけないと思う。

要は、どんな小さなハイキング的な山であっても、登る人自身が登り終えた後も深く心に残る登山がほんとうだと思う」

私の一番好きな言葉です。

日本人初のエベレスト登頂をふくめ、世界で初めて五大陸最高峰に登頂した人が言うと本当にかっこいい言葉です。

人間はついつい社会や他人の尺度で物事や自分を評価してしまいますが、結局は自分がどう思うかが大事。ということを改めて理解させてくれます。

苦労の大きさ=喜びの大きさ

「だが私は、この遠征で満足感に浸ることができなかった。

苦労が大きければ大きいほど、後でそれに比例した大きな喜びが返ってくるものなのだ。」

植村さんは、現地集合・解散のある遠征に参加しました。

その遠征を成功に導きましたが、植村さんは満足していませんでした。

なぜなら、ルートの企画や物資の準備などを他の仲間に任せてしまっていたからです。

また、他の仲間と一緒に登ることは負担が減りますが、植村直己にとっては負担が減ることは、その分苦労が減ってしまい、喜びも減ってしまったいたのでした。

難しいこと、大変なこと、苦労が大きいからこそ、より充実感を得ることができます。

この経験から、植村さんは単独登山へ注力していきます。

独力でやり抜く大切さ

「どんな小さな登山でも、自分で計画し、準備し、ひとりで行動する
これこそ本当に満足の行く登山ではないかと思うのだ。」

一歩間違えば死がすぐそばにある登山において、人に頼らずに独力でやり抜くことが登山である。ということを考えさせられる深い言葉です。

仲間を思い出して、弱い自分に勝つ

「しかし、私はそういう時、いつもぐっと歯を食いしばり、ゴジュバカーン遠征を思い出すことにした。
こうして私は、自分の享楽のムシを押し殺したのだ。」

植村さんはゴジュバカーンで、登山仲間を失っています。
その仲間を思い出すことで、自分に出てくる弱い自分を打ち消します。

やはり、自分一人では立ち向かえないことも、誰かを思い出すことで頑張れますよね

自分の意思を貫く大切さ

「人の意見も当然重視しなければならないが、その意見にしたがってばかりいては、何もできない」

社会や上司、友人の「他人」の意見に流されてしまうことも多々ありますよね。
しかし、「自分の人生の方向性を決めるのは、自分しかいない」ということを考えさせてくれます。

本当に自分のやりたいことは、一般的にはメジャーなことではないかもしれません。
しかし、自分が本当にやりたければ、自分の意思にしたがうことが大事です。

リスクマネジメント

「どんなに素晴らしい挑戦であったとしても、命を犠牲にしては意味がない。」

「冒険家になるために必要ない資質は、「臆病者」であること。」

無謀とも思える冒険をしていた植村さんですが、緻密なリスクマネジメントがあったからこそ、数々の冒険を成功させてきました。

何をやるにしても、自分の命だけは失わない。

また、事業をやるにしても、リスクマネジメントの重要性を改めて学びました。

以上、私が心の中に特に心に残った言葉を選定しました。

この言葉を思い出すだけで、元気が出てきますよね!

今日も悔いの残らないように、最高の一日にしましょう!